サステイナビリティ活動
持続可能な豊かな社会を目指し、
全ての企業活動を通して社会に貢献します
持続可能な開発目標(SDGs)とは、持続可能な開発のための17のグローバル目標と169のターゲットからなる国連の開発目標であり、「地球上の誰一人として取り残さない(Leave No One Behind)」ことを誓っています。わたしたちアサヒサンクリーンも、持続可能な豊かな社会を目指し、全ての企業活動を通して社会に貢献します。
社会面での活動
人材育成
研修制度の充実
法廷研修、階層別研修など研修の年間スケジュールを策定し全従業員が参加できるように研修制度の充実を図っています。
従業員資格奨励制度
介護福祉士資格取得奨励として社内統一模試の実施、予想問題や過去の模擬試験の配布、また合格者には受験料の全額を補助するなどの支援を行っています。
女性の活躍推進
女性活躍推進室の設置(2019年)
女性の多い職場ながら女性管理職比率が2019年時には17.2%と業界平均値42%と差が大きいことから、女性活躍推進室では多様なロールモデル作りや職場環境の改善を図り、社内報では社内で活躍する女性を取り上げるなど女性従業員のキャリア観の醸成を推進しています。
外国人の活躍推進
外国人活躍推進室の設置(2020年)
近年、増加する外国人従業員に向け労務書類やマニュアルの翻訳を行い、外国人従業員向けの研修体系の整備を行っています。
ベトナムからの技能実習生受け入れ
2020年からベトナムの技能実習生受け入れ※を開始しました。日本人従業員同様、介護のプロフェッショナルとしての活躍を目指し、介護福祉士などの国家資格取得支援を行っています。日本で学んだ介護技術を母国に持ち帰り活躍することで介護業界全体での技術や人材の還流を図ることを目指しています。
※介護付き有料老人ホームにて受け入れ
働きやすい職場環境の醸成
休暇休業制度
基本的な年次有給休暇など以外にも災害等で勤務できない場合には災害休として特別休暇の付与を行うなど、従業員が安心して働ける職場環境を提供しています。
産前産後休暇及び育児休業
従業員の産育休への理解を深めるため、妊娠してから復職に至るまでの流れや手続き等をまとめた冊子「アサヒの産休・育休手帖」を作成し配布することで産育休を取得しやすい雰囲気を醸成しています。
短時間勤務
半日稼働配車(半日稼働のチーム)を導入検討など柔軟な働き方を目指しています。
ハラスメント対策
2021年「ハラスメントゼロ」宣言を公表し、全従業員に対しハラスメント研修を実施しました。また社内では相談窓口担当に対し対応研修を実施、社外窓口としてリスクホットラインを設置し相談できる体制を整えています。
セカンドキャリア制度・アスリート人材採用
従業員の身体状況に合わせて業務の配置替えを行うセカンドキャリア制度の検討を行い継続してアサヒサンクリーンで活躍していただける環境をと整えています。また、アスリートの就労支援としてデュアルキャリア制度を整備しています。
安全対策が施されたサービス提供
申し送り事項及び連絡・連携体制の徹底
ご利用者様の安全のため、申し送り事項を徹底しサービス提供時の満足度を高めています。また万が一の事故発生時には迅速に連携がとれるようご利用者様のかかりつけ医・ケアマネジャー・訪問看護師などすべて把握した上でサービス提供を行っています。事故発生後には社内システムへ報告書の提出を行い、報告書は支店内で共有され再発防止に努めています。
ご利用者様に合わせたサービスの提供
マルチ担架シートやスライダーボードを用い安全なサービス提供を行い、マイクロバブル発生装置を利用することで肌が弱く石鹸を使用できないようなご利用者様にも清潔を保つようなご利用者様に合ったサービスを提供しています。
従業員の労務負担軽減
浴槽の軽量化
訪問入浴サービスで使用する浴槽を軽量化することで、運搬の際の負担を軽減します。
移乗負担軽減のための用具開発
マッスルスーツ、マルチ担架シート、スライダーボードなどを導入することで、従業員の身体的負担を軽減します。
電子カルテの導入
サービス提供時にご利用者様の状況等用紙に記入を行っていましたが、電子カルテの導入により時間の記録や情報の蓄積・共有など作業負担を軽減します。
ハンドクリームの開発配布
介護職では手荒れは職業病に近く手荒れの悪化により離職してしまう従業員が多くいました。そこでハンドクリームの開発を行い、手荒れケアの支援として年2回希望者に配布を行っています。
熱中症対策
近年の猛暑の中、屋外にて作業する従業員のためにドリンクや塩ラムネ、速乾タオル等を配布し体調に配慮しています。
従業員の安全確保及び健康衛生
コーナーガードセンサー
情報通信による事故防止策
テレマティクスを活用しリアルタイムで従業員の交通安全状況を確認しており、交通事故防止に取り組んでいます。
軽自動車モデルの訪問入浴車両
訪問入浴車両の軽自動車モデルの開発を行い様々な場所でのサービス提供を可能にする取り組みを行っています。
サービスご利用者様の人権保護
介助を行う際には「声かけ」を徹底、ご利用者様と信頼関係を構築しサービスの質向上と、ご利用者様の不安を取り除いた柔軟な介助を実現しています。また状況に応じて、訪問看護師や提携医療機関と連携し対応します。ご利用者様からいただいた感謝の声や苦情は、社内で報告・共有する体制を作っており、ご利用者様の意思を把握し、最大限尊重するように努めています。
社会・経済面での活動
地域に根付いたサービスの提供
地域に根付いたサービスの提供
地域の方の高齢者介護相談窓口として「地域包括ケアセンター」を設置しています。また、居宅介護支援事業所を設置して、地域のニーズに合わせたサービスの提供しています。
人命救助及びボランティア活動
大規模災害が発生した際には、訪問入浴車両を派遣し、入浴支援活動を実施しています。
大阪市赤ちゃんの駅
大阪支店では支店内の一部の多目的トイレを「大阪市赤ちゃんの駅※」に登録し赤ちゃんを連れた方にご利用していただくよう開放しています。
※子育て家庭の外出支援や社会全体で子育てを応援することを目的に、外出先で授乳やおむつ交換ができる施設
地域交流「つながり」プロジェクト
デイサービス豊橋では地域交流の一環として、「つながり」プロジェクトを行い、ご利用者様自身の生きがいや様々な人とのつながりを目指しています。
脳神経リハビリセンター
新規事業として、名古屋市に「脳神経リハビリセンター」を開設し、現行の医療保険制度に捉われないサービスの提供を目指しています。
適正な評価と働き甲斐の創出
人事制度及び業務分担改革
2021年新人事制度が開始され、職務の役割でなく、個人の能力や活躍によって評価がされるようになりました。新人事制度では性別による職務内容の偏り※を撤廃しました。
※従来、訪問入浴介護の介護職員においては、「男性が運転手や浴槽の搬入を担当する」というように、性別により業務内容に偏りがありました。これを撤廃し、作業負荷が同一となるように業務内容を見直し、運転手には手当を付与する、という制度に改めました。
表彰による働きがい創出
毎年、優秀事業所を表彰しており、改善提案表彰も半期ごとに行います。また施設介護サービスを行っている事業所ではTQC大会を開催し、会社に変化をもたらすことのできるこの取組は従業員の意欲を高めています。
環境面での活動
環境配慮素材の利用
FSC認証紙の利用を推進
パンフレットや名刺など紙を利用した製品を製作する際に環境に配慮したFSC認証紙を使用し持続可能な森林活用・保全を支援しています。
オリジナルハンドクリームの容器にバイオマスプラスチックを使用
植物由来のバイオマスを使用することで環境に配慮しています。
資源の効率的な利用
水資源の有効利用
訪問入浴サービスで使用している自社開発した浴槽は満水時の水量が200ℓから140ℓに削減されており、効率的な水の利用に役立っています。
ペーパーレスの推進
電子カルテ、マニュアル類の電子化、SmartHR(WEB給与明細)の導入などによりペーパーレス化を推進していています。
省エネ活動
電力使用量の抑制
本社社屋ではES SYSTEMを使用して電気使用量の見える化により過剰な電力使用を削減しました。また、デイサービスなどの施設ではLED化の推進を行っています。
車両の燃費性向上
車両の営業車両のEV化の促進を図り、ガソリン燃料の抑制を推進しています。
廃棄物の適正処理
マニフェスト処理の実施
介護施設、本社及び研修棟で排出される廃棄物は、資格を保有する産業廃棄物業者に回収を依頼し適正な処理を行うマニフェストを実施しています。